ライムの歴史・エピソード
ライムは古くから熱帯・亜熱帯地域で栽培され、特に航海の歴史と深い関わりを持つ果実として知られています。 かつて長期間の航海では、ビタミン不足による体調不良(壊血病)が大きな問題となっていました。
ライムはその対策として船に積まれ、船乗りたちの健康を支える重要な役割を果たしていたといわれています。
また、軍医が配給のラム酒や水にライム果汁を混ぜて水兵に飲ませていたことが、カクテルのグロッグ(Grog) 誕生のルーツとも言われています。
こうした歴史を背景に、ライムは単なる果実としてだけでなく、「健康を支える柑橘」として世界中で広く親しまれるようになりました。
ライムの効果・効能
ビタミンC
ビタミンCは、水溶性ビタミンの一種です。
ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、がん予防・生活習慣病予防・アンチエイジングなど、体内に取り入れることでさまざまな効果を発揮します。
ライムには、ほかの柑橘類と同じく多くのビタミンCが含まれています。
ビタミンCには鉄の吸収を促して免疫機能の働きを維持する機能もあるため、ライムは体の免疫力を向上させたいときにぴったりのフルーツです。
また、ビタミンCには、シミの原因であるメラニン色素の抑制、肌のハリツヤを保つコラーゲンの生成を助ける作用など、美容にうれしい効果もあります。
ポリフェノール
ライムには、エリオシトリンやヘスペリジンなど、柑橘類特有のポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは抗酸化物質の一種で、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を取り除く働きがあります。
特に、ライムやレモンに豊富なエリオシトリンは、高血圧や糖尿病合併症への予防効果があるとして注目されている成分です。
疲労回復効果のあるクエン酸
クエン酸は、柑橘類・梅・酢などに含まれる有機酸の一種で、酸味のもととなる成分です。
クエン酸には代謝を高める作用があり、疲労回復や血流改善効果があると言われています。
ライム果汁には、温州みかん果汁の約6倍のクエン酸が含まれています。
柑橘類のなかでも多くのクエン酸を含むライムは、代謝促進のための栄養素を効率的に摂取することができるフルーツです。
ビタミンB群で脂肪燃焼を促進
ライムに含まれるビタミンB1・ビタミンB2などのビタミンB群には、脂質・糖質の代謝を促す効果があり、ダイエットや肥満予防にも効果的です。
実際に、ライム果汁・シナモンパウダー・はちみつで作ったジュースやライムウォーターは、デトックスや脂肪燃焼効果が期待できると話題を呼んでいます。
ライム精油のアロマテラピー
ライムの果皮から抽出した精油には、憂鬱な気分や不安を払拭する効果があるとされ、アロマテラピーで広く利用されています。
