琵琶の葉(びわのは)は、古くから民間療法や漢方で
用いられてきた薬草のひとつで、さまざまな健康効果・
効能があるとされています。
以下に主なものを紹介します。

琵琶の葉の主な効果・効能

  1. 抗炎症作用
    琵琶の葉に含まれる「アミグダリン(ビタミンB17)」
    には、炎症を抑える働きがあるとされています。
    リウマチ、関節炎、皮膚のかゆみや湿疹などの緩和に
    使われることがあります。
  1. 鎮痛作用
    アミグダリンや他の成分により、神経痛・腰痛・
    肩こりなどの痛みを和らげる効果が期待されています。
    特に、琵琶の葉を煎じた液での温湿布がよく用いられます。
  1. 抗菌・殺菌作用
    細菌やウイルスに対する抵抗力を高める効果がある
    とされ、風邪の予防や口内炎、喉の痛みに利用
    されることも。
  1. 皮膚トラブルへの効果
    湿疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ、水虫などに
    用いられ、外用として「びわの葉エキス」や
    「びわの葉温灸」が使われます。
  1. 血行促進・代謝改善
    血流を良くし、冷え性やむくみの改善に役立つと
    言われています。
  1. 免疫力向上
    全体的な体調を整え、免疫機能を高めるため、慢性的な
    疲労や体力低下にも効果があるとされます。