
琵琶の葉(びわのは)は、古くから民間療法や漢方で
用いられてきた薬草のひとつで、さまざまな健康効果・
効能があるとされています。
以下に主なものを紹介します。
琵琶の葉の主な効果・効能
- 抗炎症作用
琵琶の葉に含まれる「アミグダリン(ビタミンB17)」
には、炎症を抑える働きがあるとされています。
リウマチ、関節炎、皮膚のかゆみや湿疹などの緩和に
使われることがあります。
- 鎮痛作用
アミグダリンや他の成分により、神経痛・腰痛・
肩こりなどの痛みを和らげる効果が期待されています。
特に、琵琶の葉を煎じた液での温湿布がよく用いられます。
- 抗菌・殺菌作用
細菌やウイルスに対する抵抗力を高める効果がある
とされ、風邪の予防や口内炎、喉の痛みに利用
されることも。
- 皮膚トラブルへの効果
湿疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ、水虫などに
用いられ、外用として「びわの葉エキス」や
「びわの葉温灸」が使われます。
- 血行促進・代謝改善
血流を良くし、冷え性やむくみの改善に役立つと
言われています。
- 免疫力向上
全体的な体調を整え、免疫機能を高めるため、慢性的な
疲労や体力低下にも効果があるとされます。