ハルカ
ハルカは1玉あたり200g前後で大きさはテニスボールほどです。
果皮が明るいレモンイエローをしているため、酸っぱそうに見えますが、酸味はほとんどありません。
お尻の部分にリング状のくぼみがあるのが特徴です。
ハルカの糖度は11度と特別高いわけではないですが、酸味が低いため優しい甘さを感じられます。
香りがよくあと味がさわやかなので、さっぱりとした柑橘が好きな人に好まれます。
見た目からはレモンやグレープフルーツのような味を想像されがちですが、
それらとはまったく違う、すっきりと甘い独特の味わいがハルカの魅力です。
ビタミンが豊富で、肌荒れや風邪予防に効果的です。
また果肉の袋(じょうのう)には便秘改善の作用があるペクチンも多く含まれています。
さらに袋や白いスジには、フラボノイドの一種「ヘスペリジン」が含まれていて、
高血圧や動脈硬化を予防する効果があるといわれます。カロテノイドの一種である
「βクリプトキサンチン」の含有量は、果物の中でトップクラス。
βクリプトキサンチンは体内でビタミンとして働き、消化器官や視力を保持してくれます。
また、βクリプトキサンチンは発がん抑制作用や老化防止にも期待されています。