食後のデザートとして果物を食べて下痢をしたり、ガスがたまって不快な経験をした人、太るという理由で果物を食べたいが食べない人、果物は体質に合わないと思い込んでいる人、結構いるものです。
果物のそのものに問題があるのではなくて、このような人は、果物の正しい食べ方を知らないのです。
果物について正しく理解しましょう。
🔸果物の正しい食べ方
果物は胃の中に何もない状態で食べる
果物は、本来すぐに胃を通過するはずなのですが、胃の中に食べ物がある状態で食べると、 交通渋滞に巻き込まれたと同じようになり胃を通過できなくなるのです。 その結果、胃の中に ある食べ物と一蓮托生になり、発酵してしまいます。 これが肥満の原因になります。
🔸果物の特色
果物は胃の中で消化する必要がない、この世の中で唯一の食べ物
すべての食べ物は、胃の中で消化するのに時間がかかりますが、果物だけは別です。果物はそれ自身の消化酵素をもっていますから、量によって多少異なりますが、胃の中を15分~30分で通過してしまうのです。果物は解離した水を含み、ビタミン類やミネラルも含む完全食であり、しかも、消化吸収が早い言うことなしの食べ物です。
🔸理想の完全食品
果物の成分
(1) 果物の構成要素の90%は生命力のある水で占められている
(2) 果物は消化の負担がほとんどかからない
(3) 果物は人体に必要な栄養素をすべてバランスよく豊富に含む
・炭水化物(ブドウ糖) 90% ・タンパク質(アミノ酸) 4% ・脂肪(不飽和脂肪酸)1% ・ビタミン(A・B・C・D・E・Kなど) 1% ・ミネラル4% 果物は食べ物の中で最も水分を多量に含んでいる。
その成分の80~90%は浄化に役立ち、生命力を与えてくれる水である。
人間が必要なすべての栄養素が含まれていて、尚且つ、消化のためのエネルギーを必要としない奇跡の食べ物です。