市販されているレモンを見ると、そのほとんどが黄色をしているのですが、
採りたて新鮮なレモンは通常緑色をしています。これは、海外からの長距離輸送で熟してしまうことが要因です。
つまり、一般に国内で流通しているもののほとんどが外国産であり、グリーンレモンは新鮮な国産の証といえます。
グリーンレモンは黄色のレモンよりも抗菌・殺菌効果のあるクエン酸が多く含まれており、
さわやかな香りと酸味が特徴的です。

国産でも無農薬・有機栽培のグリーンレモンは大変希少であり、果皮、果汁すべてを含んだ1個丸ごと
をエキスにすることができるのは大きな強みです。
また、レモンは1本の木に対して果実の数を制限することで、1つずつにより栄養が行き届くよう、
未熟な果実を一部落とすのが一般的な栽培方法です。

レモンは別名「枸櫞(くえん)」と呼ばれ、化粧品にもよく使用されているクエン酸はこれから名付けられました。
レモンの酸味に由来するのみならず、高い抗菌力、殺菌力を持つ成分で、未熟なレモンほど多く含まれるという
特徴があります。
またレモンに多く含まれるビタミンCには、美白効果、コラーゲン強化等、化粧品に好まれるさまざまな効果が期待
されます。

さらにレモンには、レモンポリフェノールと呼ばれる抗酸化力に優れた成分が含まれています。
特に果皮部分に多く、このレモンポリフェノールとビタミンCとの相乗効果で高い美白効果があるということが証明されております

骨を丈夫にする

レモンに含まれるクエン酸が持つキレート作用は、カルシウムをはじめ、ミネラルを腸から吸収しやすい形に変えることです。そのため、血中カルシウム濃度が維持され、骨密度を維持することにつながります。

血圧を下げる

レモンが血圧を下げる理由は皮に含まれるレモンポリフェノールと、果汁に含まれるレモンフラボノイドが関係していると言われています。
また、酸味には、塩味を引き立てる効果があるため、少ない塩分でもしっかりと味を感じることができ、減塩につなげることができます。

疲労回復を助ける

ビタミンCを含む食材は抗酸化作用が強く、ストレスや疲労を感じることで生まれた体内の活性酸素を取り除く働きが期待されています。酸っぱいと感じるものはクエン酸が入っており、疲れたときにスッキリとさせてくれます。